パラジウム価格プレミアム チャート
1543(純パラジウム信託)・国際価格とのリアルタイム乖離
本ダッシュボードは、国内の「純パラジウム上場信託(パラジウムの果実)」の実質的な価値と、国際パラジウム価格を比較し、その「価格乖離( パラジウム価格 プレミアム )」をリアルタイムで追跡するツールです。貴金属市場の中で「モンスター」と呼ばれるほど激しい値動きを見せるパラジウム相場。その価格変動の中に隠れた「国内価格特有の割高・割安」を精密に算出し、トレーダーに必要な羅針盤を提供します。
パラジウム価格差
パラジウム 価格プレミアム(乖離率)とは?
パラジウム価格乖離率とは、日本の証券市場で取引される「国内ETF価格」が、世界の基準となる「国際スポット価格」に対してどれだけ乖離しているか(離れているか)を示す指標です。
パラジウムは宝飾用としての需要は少なく、その大部分がガソリン車の排ガス浄化触媒などの「産業用」です。さらに生産国がロシアなどに偏在しているため、地政学リスクや自動車産業のニュース一つで需給バランスが崩れ、日本国内のパラジウム価格が海外と大きく食い違う現象が頻発します。
- プラス(+): 国内価格が国際価格より高い(供給不安による買い過熱など)
- マイナス(-): 国内価格が国際価格より安い(産業需要減退による売りなど)
なお、パラジウムはボラティリティ(変動率)が非常に高いため、市場全体のトレンドを把握するには、親資産である「金(ゴールド)」の動きと比較することが重要です。
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純パラジウム上場信託「1543」について
本データの基準となっている「純パラジウム上場信託(パラジウムの果実)」は、三菱UFJ信託銀行が運用する国内唯一のパラジウム現物裏付け型ETFです。
データの補正について(正確な乖離を知るために)
1543 ETFは、現物を保管するためのコスト(信託報酬)を、保有するパラジウムの一部を取り崩すことで賄っています。そのため、1口あたりのパラジウム含有量は上場時よりも減少しています。
当サイトでは、この日々の減少分を正確に計算式に組み込み、ETFの表面的な価格ではなく「真の実質価格」と推移を算出することで、精度の高いプレミアム判定を行っています。
なぜズレる?パラジウム特有の事情

パラジウムは金やプラチナに比べて市場規模が極めて小さく、流動性が低いため、価格の歪みや価格差が生じやすい資産です。
① 極端な供給リスクと地政学
パラジウムの供給はロシアと南アフリカに依存しています。供給懸念(禁輸措置や鉱山ストライキなど)のニュースが出ると、実需筋と投機筋が同時に動き、日本国内の「板(気配値)」が飛び、海外価格以上に急騰するプレミアム現象が起きやすくなります。
② 「板が薄い」ことによる価格飛躍
市場参加者が少ないため、まとまった成行注文が入ると、価格が一気に飛ぶ(スリッページが発生する)ことがあります。これが一時的な乖離率の拡大につながり、チャート上にスパイク(急変)として現れます。
パラジウム価格プレミアム 算出方法
市場の過熱感を正しく評価するため、以下の手順で算出しています。
- ETF実質価値の算出: 1543の現在値を、その時点での「1口あたりパラジウム純重量」で割り戻し、g単価を求めます。
- 国際価格の円換算: ドル建てパラジウム価格(XPD/USD)をリアルタイム為替(USD/JPY)で円に換算します。
- 乖離率の導出: 両者の差をパーセンテージで表示します。
- 計算式: パラジウムプレミアム (%) = ( 1543の実質単価 ÷ 円換算した国際パラジウム価格 – 1 ) × 100
よくある質問 (FAQ)
Q1. なぜパラジウムは「モンスター」と呼ばれるのですか?
A. 値動き(ボラティリティ)が非常に荒いためです。市場参加者が少ない中で産業需要の変化に敏感に反応するため、短期間で価格が倍になったり半値になったりすることも珍しくありません。そのため、プレミアムの振れ幅も他の貴金属より大きくなる傾向があります。
Q2. リアルタイムの国際パラジウム価格はどこで確認できますか?
A. パラジウムの国際チャート(ドル建て)は、一般的なニュースサイトでは見つけにくい場合があります。当サイトでは、【リアルタイム国際パラジウムチャート (XPD/USD)】を無料で公開しています。プレミアムの発生要因が「国内の事情」なのか「国際価格の変動」なのかを見極めるために、ぜひ合わせてご覧ください。
Q3. 乖離率がプラスの時はどう判断すべきですか?
A. パラジウム価格乖離で大きなプラス乖離が出ている時は、国内で「調達不安」が起きているか、投機的な買いが集中している可能性があります。ボラティリティが高いため、飛び乗り買いは高値掴みになるリスクがあります。慎重な判断が必要です。
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