銀価格暴落の危機?JPモルガンが「年後半に半値」と衝撃予測

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連日の最高値更新で、貴金属市場がお祭り騒ぎになっていますね。 しかし、そんな熱狂に冷や水を浴びせるような「今年後半の銀価格暴落で半値になる」という衝撃的なレポートが、米大手銀行から飛び出してきました。

JPモルガンの銀価格暴落レポートと銀相場下落チャートのイメージ

📉 昨日のマーケット終値

資産価格騰落率 (前日比)プレミアム
日経平均53,333.54円+0.85%
国内金24,245円+1.46%+2.77%
国内銀54,580円+3.99%+9.08%
国内プラチナ14,510円+2.62%+19.77%

昨日(27日)の日本市場はまさに「お祭り」状態でした。日経平均は53,333円(+0.85%)で引け、国内の金価格は1gあたり24,000円台を突破。銀価格も前日比約4%高と、凄まじい上昇を見せています。

しかし、誰もが歓喜に沸く今、米JPモルガンは「今年後半の銀価格暴落」の可能性を示唆し、投資家に警鐘を鳴らしました。
大切な資産を守るために、なぜこの上昇局面で「半値」という予測が出たのか、そして私たち個人投資家はどう動くべきなのか、プロの視点で分かりやすく解説します。

JPモルガン「銀は今年後半に半値になる…適正価格は50ドル」

国際銀価格が高騰を続け、投資家の期待が集まる中、ウォール街の最大手投資銀行であるJPモルガン(J.P. Morgan)のチーフストラテジスト、マルコ・コラノビッチ)氏が銀価格暴落について強い警告を発しました。

JPモルガンのレポートによると、現在の銀価格の上昇はファンダメンタルズ(基礎的条件)から完全に乖離しているとのこと。彼は「銀は貴金属であると同時に、半分は産業用金属だ。今後訪れる景気後退によって産業用需要は急減するだろう」と指摘し、現在の価格は投機的な熱狂に近いと診断しています。

さらに衝撃的なのは、今年後半には銀価格が現在の水準から「半値」近く、つまり50〜60ドル近辺まで回帰するだろうという予測です。これは市場の楽観論を真っ向から否定するもので、「今買うと高値掴みになる」という強力な売りシグナルとも受け取れます。

現在の銀価格が本当に割高なのか、専門家の分析や長期的な視点を確認しておきたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

💡 金プレミアム コメント
JPモルガンは伝統的に貴金属に対して慎重(弱気)な立場をとる傾向があります。上昇相場でのこうした警告は「冷や水」に見えますが、過熱感を冷ます「予防接種」として捉えることもできます。ただし、「暴落」という言葉は恐怖を煽る側面もあるため、鵜呑みにせず「下がったら買い増しするチャンス」と捉える逆転の発想も銀投資には必要です。

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今日の重要ニュース深掘り(金・銀・経済)

1. 金価格5,100ドル突破、オプション市場は「まだ上がる」

JPモルガンの警告をよそに、国際金価格は5,100ドルという歴史的な新記録を打ち立てました。Mining.comによると、オプション・トレーダーたちは金価格が5,000ドルを突破した後も、さらなる上昇に攻撃的に賭けています。

これは、市場参加者が現在の価格を「天井」ではなく、「新たな上昇トレンドの始まり」と見ていることを意味します。特にコールオプション(買う権利)の購入が急増しており、トランプ・リスクや地政学的な不安が解消されない限り、ラリーは止まらないという強い確信がうかがえます。5,100ドルという数字は、単なる通過点に過ぎないのかもしれません。

現在の金価格の動きをチャートで確認したい方は、こちらをチェックしてみてください。

💡 金プレミアム コメント
トレンドが折れるまでは、安易に天井を予測しないことが、強気相場で利益を伸ばす秘訣です。

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2. テザー社(Tether)、中央銀行よりも金を保有していた

世界最大のステーブルコイン(USDT)の発行元であるテザー社が、世界中の多くの中央銀行よりも多くの金を保有していることが明らかになりました。Kitcoニュースによると、テザー社の金保有額は市場変動にもかかわらず224%も増加しています。

これは、暗号資産企業がデジタルドル(USDT)の担保として「紙幣」ではなく「実物資産である金」を選んだという点で、非常に大きな意味を持ちます。デジタルと実物の境界線が曖昧になり、金がデジタル金融エコシステムにおいても「信頼のアンカー(錨)」としての役割を果たしていることの証明です。テザーゴールド(XAUt)のようなトークン化された金商品が注目される理由もここにあります。

💡 金プレミアム コメント
最先端のコイン会社でさえ、ドルより金を信じています。「ビットコインが金に取って代わる」のではなく、「ビットコインと金は共存・共栄する」というのが正解に近いでしょう。

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3. リネット・ザン「2026年はシステムへの信頼が試される」

著名な金融アナリスト、リネット・ザン(Lynette Zang)氏は、2026年が既存の金融システムに対する大衆の信頼が崩れる「元年」になると警告しました。彼女は「あなたが所有し、コントロールできない資産は、あなたのものではない」と述べ、実物の金や銀を保有することの重要性を説いています。

彼女の主張は、現在の銀行システムや法定通貨が構造的な限界に直面していることを指摘しています。銀行が閉鎖されたり、ネットワークが麻痺したりしても、手元にある金貨は価値を失いません。これは単なる投資ではなく、「生存」のための保険としての貴金属を強調するメッセージです。

💡 金プレミアム コメント
「自分のウォレットにないビットコイン、自分の金庫にない金は、自分のものではない」という格言を思い出します。危機の際には、所有権よりも「コントロール権」が重要になることがあります。

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今日のまとめ

JPモルガンの銀価格暴落警告は市場への警鐘ですが、金5,100ドル突破やテザー社の動きは「実物資産」への底堅い流れを証明しています。恐怖で売るのではなく、調整局面を分割買いの好機とする冷静な戦略が求められます。


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